信頼関係がもたらす穏やかな終末期ケア
はじめまして、終末期ケア専門士の山口です。
このブログでは50人以上の在宅看取りをした経験から、学んだことやヒントなどお伝えしていきます!
今回お伝えするのは
「信頼関係がもたらす穏やかな終末期ケア」です。
終末期ケアでは、患者(ご利用者)様との信頼関係がとても大切だと思っている人は多い。
しかし、信頼関係はすぐには築けない。
時間をかけて患者(ご利用者)様の性格や価値観を理解し、丁寧にコミュニケーションを重ねることでは話しやすくなる。
はじめから自分の想いを話せるのが理想だが、なかなか言えないことの方が多い。
特に、家族に心配をかけたくないという思いから、本音を言えないこともある。
さらに、死と向き合うときは様々な感情が伴うため自分の気持ちを言葉にするのが難しい。
だからこそ、大切なのは無理に言葉を引き出そうとするのではなく、相手の気持ちを理解しようとする姿勢も大切。
つまり、終末期ケアにおいて、信頼関係は患者(ご利用者)様の心の支えとなり、穏やかな最期を迎えるために欠かせない。
〜まとめ〜
信頼関係は、自分の価値を高める