会社概要

経営理念
地域社会と連携し、
最期まで
その人らしく、
生ききる力を支える

ビジョン
誰もが最期まで、
自分らしく
暮らせる
地域をつくる

終末期ケア専門士
Custom-Care-Nurse
代表 山口 波瑠奈
長崎県出身
趣味:旅行、登山、
ミニマリスト
あいさつ
母が教えてくれた最期の選択
代表あいさつの続き
病気がわかってから約一年。母は最後まで「自分の人生を生きる」ことを諦めませんでした。亡くなる二週間ほど前から食欲が徐々に落ち、検査で脳転移が見つかり、私は治療の難しさを伝えましたが、母は迷うことなく「もう一度、埼玉の病院で診てもらいたい。」と言い、自分の意思で東京へ向かうことを決めました。けれど、飛行機の移動中に容態が急変。到着後すぐに救急搬送され、家族全員が揃ったその夜、母は静かに息を引き取りました。
最期に母が言ったのは、「死ぬかと思った。」
その瞬間、家族全員が思わず笑いました。私は、「ほっとした気持ち」と「まだ生きるの?」という相反する感情に戸惑いました。当時、看護師として多くの最期を見届けてきましたが、死の直前まで話し、生きる希望を持ち続けた人を見たのは母が初めてでした。その生き様に、私は大きな衝撃を受けました。
この経験から、延命治療の限界を痛感し、「どう最期を迎えるか」が何よりも大切だと強く思うようになりました。母の旅立ちは、悲しいだけのものではなく、家族全員が笑顔で見送ることができた、母らしいものでした。そして私は、母が最後まで「自分の人生を自分で決めた」ことの尊さを学びました。
しかし、その意思を貫くためには、身体的な痛みや倦怠感、不安や孤独を和らげることが必要不可欠だと気づきました。さらに、亡くなった後に家族の形が変わることにも気づきました。母がいたからこそ成り立っていた我が家。母がいなくなったとき、その存在の大きさに改めて気づき、「もっと何かできたのではないか」と悩み続けました。なかなか前に進めなかった日々の中で、50人以上の在宅看取りを経験し、「亡くなる前から心の準備をすること」「家族や友人との絆を深めること」が、グリーフケアにつながるとわかりました。そして、亡くなった方の想いを受け継ぐことが、残された人の生きる力になると気づきました。
ですが、ここまでサポートするには、介護や医療保険の枠内では限界がありました。だからこそ、私は保険外訪問看護を立ち上げました。最期の時を「ただの終わり」ではなく、「その人らしい旅立ち」にするために、今までの自分自身の経験も活かして一人ひとりに寄り添うケアやサポートを続けていきます。そして、母が自分の人生を最後まで生き抜いたように、一人ひとりが「自分の人生を生ききる」ことを支えたい。その選択を支える存在であり続けたいと思っています。
経営者略歴
〈資格〉
2005年 看護師免許(登録番号1308017)
2011年 1級着付講師
2019年 国内旅行業務取扱管理者
2022年 終末期ケア専門士
〈略歴〉
2005年 看護師免許取得
2005年 埼玉医科大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、手術室、心臓血管外科、循環器科、救命ICU
2010年 関東労災病院 手術室、HCU
2012年 ソフィアメディ株式会社
ソフィア訪問看護ステーション不動前
2020年 カンデラメディカルケア世田谷本店
2023年 LCC訪問看護ステーション
2024年 設立
アクセス・詳細
事業所名 | Custom-Care-Nurse |
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代表者 |
山口波瑠奈 |
住所 |
東京都港区虎ノ門1丁目16番6号 虎ノ門RAPO-TOビル UCF703 |
TEL | 03-5776-2856 |
FAX | 03-3502-1412 |
事業内容 | 保険外(自費)在宅看護サービス業務
医療・介護に関するコンサルティング 旅行や外出(通院など)の付き添い |
営業時間 (電話受付) | 9:00〜17:00 |
定休日 | 日曜日 |