【終末期のリハビリ】終末期リハビリテーションの効果と意義とは?~最期まで“その人らしく生きる”力を支えるケア~後半

こんにちは。終末期ケア専門士の山口です。

これまで50人以上の在宅看取りに携わった経験から、終末期リハビリテーションの本当の価値についてお伝えします。

【具体的な16の効用】終末期リハビリテーションの効果とは?〜後半〜

11. むくみ(浮腫)の改善

リンパの流れが促され、むくみが軽減される。

12. 精神的な安定・心のケア

他者とのつながりや運動による幸福ホルモン(セロトニン・ドーパミン)の分泌で、孤独感や不安が緩和される。

13. 褥瘡・関節拘縮の予防

定期的な運動やポジショニングにより、寝たきりによる皮膚・関節の問題を予防。

14. 排泄機能の維持

骨盤底筋や体幹機能の強化で、介助量の軽減と自尊心の保持。

15. 家族の満足感とグリーフケア

「何もしてあげられなかった…」という後悔を軽減し、深い絆と心の準備を整える。

16. 心身のリラクゼーション

血流促進によって、気分がリフレッシュされ、穏やかな時間が生まれる。

次回は、「終末期ケア・リハビリにおける心得」ついてお伝えします。

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