終末期ケアやターミナルケアの現場では、単なる医療処置だけでなく、全身の清潔ケアや環境整備、精神的サポートなど、本当に多くのことを同時に行う必要がある。
ひとつひとつは小さな積み重ねかもしれませんが、それらすべてが患者(ご利用者)様の「最期の時間」を支える大切なケア
特に、訪問看護の現場では、限られた時間と人手のなかで、日々全力を尽くすことが多い。
体力的にも精神的にも決して楽ではない。
それでも私がこの仕事を続けられる理由――
それは、ある瞬間に訪れる。
たとえば、最期の時を迎えるほんの少し前。
患者(ご利用者)様が、かすれた声を振り絞って、「ありがとう」と言ってくださった瞬間。
言葉にならない思いがその一言に込められていて、胸がいっぱいになる。
その「ありがとう」が、私の心を大きく支えてくれる。
「やっていてよかった」「この人の人生の最期に寄り添えてよかった」と、深い充実感とやりがいを感じる瞬間でもある。
終末期のケアは、誰かの人生の最終章に関わる、かけがえのない仕事だと思う。
大変なことも多いけれど、その分だけ深く心に残る経験がたくさんある。
私はこれからも、一人ひとりの「その人らしい最期」を大切に、丁寧に向き合っていきたいと思っています。
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